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部位別に効果を狙うために!生かしていますか?その解剖学の知識

皆さまこんにちは、ヨガインストラクターのよがくらげ雅子です。

インストラクターは日々色んなテーマのレッスンに取り組んでいきますが、「リラックスヨガ」や「パワーヨガ」などのようなざっくりとしたカテゴライズのクラスもあれば、「腰痛予防ヨガ」や「肩こり解消ヨガ」などのように特定の部位への効果を唱うものありますよね。

そういうクラスにはもちろんその悩みのある方が受講する場合がほとんどですし、インストラクターとしては何としても効果を感じさせたいところ!

でも、例えば先ほど挙げた、肩こり解消ヨガであれば、肩周りの関節や筋肉にアプローチするだけで本当に良いのでしょうか?

今回は、特定の部位への効果を狙うクラスで、受けて良かったと思わせるシークエンスのコツについて考えてみたいと思います。

***

特定の部位へ効果を出すために必要なこと

色んなクラスがありますが…

特定の効果を狙うクラスは無限に種類がありますよね。肩こり解消、腰痛予防、首こり解消、股関節柔軟、姿勢改善、体幹強化、etc…

さて、こう言った特定の部位への不調を改善するようなクラスは、もちろん大前提としてその部位へ何かしらのアプローチが必要です。

凝りの解消であれば周辺の筋肉の血流を上げることが必要ですし、柔軟性アップであれば周辺の関節の動きを引き出すことが必要です。

では、それだけやっていれば効果のあるヨガクラスが成立するのか…というと、そうでは無いんですよね。

原因の違い、体の繋がり、個体差を視野に入れる

「首が凝ってきたから回してみるか」

これなら素人でもできます、笑

そうやって一箇所だけにアプローチするのであれば、それはヨガのクラスとしては物足りないものになります。

ヨガのアーサナの大きな共通の目的は「脊柱の動きを引き出すこと」であり、アーサナで得られる多くの効果はそれ無しには語れないからです。

それは自律神経を整えるという生理的な観点から言えることでもありますし、そもそも体はひと繋ぎのものであり、一箇所へのアプローチで改善する不調は少ないということを理解しておかなくてはいけません。

プロのインストラクターである以上、まずは不調の原因が1つでは無いことを考慮しつつ、全身の繋がり、そして個人個人の体には大きな差があることも念頭に置いた上で、本当に効果の出せるシークエンスを組むスキルが求められるでしょう。

体の繋がりを意識する

例えば「肩こり解消」の場合。

肩周りの血流を改善するためにはまず肩周りの動きを引き出す必要があり、そうなると肩甲骨を動かすために肋骨の動きも改善していかなければいけません。もちろん、普段の姿勢を理想的なものに近づけるために脊柱の動きを出し、姿勢をキープするのに必要な筋肉は鍛えなければいけませんよね。

また、血流の改善はいうまでもなく全身においてのことなので、全身を満遍なく動かしてこそ、凝りを感じる箇所も流れやすくなります。

■緩めるだけ、引き締めるだけではなく、多様にアプローチする

また、不調の原因も症状も様々です。腰痛と一言に言っても反らすと痛いのか、かがむと痛いのか、姿勢の悪さが原因のこともあれば、腹筋が足りずに腰への負担が大きくなっているのかもしれません。

同じ箇所へのアプローチであっても、緩めればいい、引き締めればいいという訳でもなく、クラスとして一定数以上の人数に提供する場合は色んな原因を想定した上で効果のあるアプローチをしていく必要があります。

■カウンターポーズで拮抗筋にもスイッチを入れる

その1つの効果的な方法はカウンターポーズを取り入れることです。

カウンターポーズで拮抗筋も刺激することで、よりダイレクトに狙った箇所への効果を引き出すことができます。

■バリエーションポーズを積極的に取り入れよう

また、バリエーションポーズをうまく取り入れるのも効果的です。

例えばアンジャネーヤアサナ。

腕の旋回方向やポジションが変わるだけでターゲットマッスルへの効果を高めることができます。

どんな不調へも、自律神経が整ってこそ効果を高められる

そして、どんな不調を狙う場合も、心身がリラックスしていて自律神経が整っていなければ本当の効果は届きません。

むしろそれこそが現代人が抱える不調の最たる要因ともいえそうです。不調改善のエクササイズや整体ではなく「ヨガのクラス」であるからこそ、自律調整がしっかり届くように心と体のバランスを整えることが大切。

そして自律神経を整えるメソッドは、解剖学的な観点からも全身の様々な不調へアプローチするシークエンスを組む上で、インストラクターであれば知っておくべきことでしょう。

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