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脊柱を整えていますか?レッスンの質を上げるコンディショニング

シークエンスデザインやセロトニンヨガのシークエンスの考え方として、成立した小さなアーサナの並びの「節(フレーム)」を配置していく、という概念がある、というお話は、今までも記事でも触れてきました。

今日はいよいよアクティベーション、つまり最も運動量が多い山に差し掛かるシークエンスのひとつの節を取り上げて、ポイントを探ってみます。

キャットカウから吐ける糸通しのポーズ

例えば下図はコンディショニングの中の1つのフレームです。

このフレームは脊柱の柔軟性を引き出し、ツイストすることで肩から腰部にかけてまでをストレッチすることが目的です。

この目的を達成するためのナビゲーションのポイントは、

・02の吸えるポジションで3呼吸ほどはキープし、集中力を高めること。

・片腕を糸通しで脇下へ滑らせ、右肩の力みを抜く。

・まずは左腕を腰部に添え、そこで一呼吸置いてから片脚を斜め後ろに伸ばし、さらに上体の体重を肩に預ける。

というように、何気なく一気に流すのではなく、段階ごとにそのポジションで優位な呼吸を体感させながら進めていくことで、より呼吸を深めていくことができます。

段階を踏むことで促される協調運動

また、そういった感覚の変化へ意識を向けながら行うことで、体の別の部位を同時に使いひとつの形や動きを行う協調運動になります。

協調運動で活性化されるのは大脳ではなく小脳という部分。そして小脳を活性化させることがセロトニン神経の活性化に直接的に関与します。

つまり、こういった段階ごとの適切な誘導が、結果的に内観を深めることにもつながっていくのです。

シークエンスデザイン講座では、シークエンスの理論、なぜ効果が出るのかを理解しながら、自分自身で構築し、誘導できるスキルを確実に身につけることができます。

呼吸生理学、解剖学、脳科学に基づいた根拠あるヨガを学び、本当に効果を出せるインストラクターになっていきましょう。

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