ヴィンヤサフローのシークエンスの組み方を学ぼう!
こんにちは、ヨガインストラクターさんのwebブランディングを応援しているかやはらようこ(@kaya_uni)です。
前回までは日本でも人気のヨガスタイルヴィンヤサフローについてご紹介してきました。
今回は、ヴィンヤサヨガのシークエンスの組み方についてご紹介します。
ヴィンヤサヨガのシークエンスの組み方の基本
ヴィンヤサヨガのシークエンスの基本は、吸う・吐くを交互におこなうことです。そしてもっとも大事なのは、ポーズに呼吸を合わせるのではなく、呼吸にポーズを合わせること。
ヴィンヤサヨガに限らず、多くのヨガにおいて最も重視すべきは呼吸です。その中でもヴィンヤサヨガは特に呼吸に意識をおいたヨガです。
まずは、ヴィンヤサの代表例からシークエンスの組み方の基本を見ていきましょう。
ヴィンヤサヨガの代表例は太陽礼拝
ヴィンヤサヨガの代表的なシークエンスは「太陽礼拝」です。12個のポーズから成る太陽礼拝は、吸う・吐くを繰り返す流れが連続したシークエンスです。
ここで考えてほしいポイントがあります。
Q.太陽礼拝をおこなう時に、吸う呼吸ではどのようなポーズをおこなっていますか?逆に吐く呼吸ではどのようなポーズをおこなっていますか?
各呼吸にあわせてどのようなポーズがとられているかに気づくことができれば、ヴィンヤサヨガに活かすことができるようになります。
A.答えは、吸う呼吸では胸を開いて息を吸いやすくしたポーズになっており、吐く呼吸では胸を閉じて息を吐きやすくしたポーズになっています。
つまり、胸を開いたり閉じたりを繰り返しているのが太陽礼拝の特徴です。
では、呼吸と体の動きを意識してシークエンスを組む方法をご紹介していきます。
シークエンスの組み方1:呼吸を交互におこなう
「呼吸が始まってから身体が動く。体が止まってから呼吸が終わる。」ことを意識し、最初から最後まで呼吸を交互におこなえるように組みましょう。
アライメントを意識しすぎて呼吸がおろそかになってしまってはヴィンヤサヨガの効果を十分に得られません。呼吸にあわせて、流れるようにポーズからポーズへつないでいく意識でシークエンスを組みましょう。
シークエンスの組み方2:呼吸をしやすいポーズを意識する
呼吸をしやすいポーズにも注目しましょう。キャット&カウのポーズのように、息を吸うときには胸を大きく開き、吐くときには背中を丸めて息を最後まで吐ける姿勢をとれるポーズがあると、自然と呼吸とポーズは一体化されますね。
呼吸をスムーズに誘導するためにも、ポーズを効果的に使ったシークエンスを組み立てましょう。
シークエンスの組み方3:全体を通しての呼吸を考える
ひとつひとつの呼吸を意識することも大切ですが、クラス全体を通して呼吸の流れにも意識を向けていきましょう。
最初は浅い呼吸と軽い動きから始めて、だんだんと呼吸を深め動きを大きくし、最後は全身リラックスして終わるように導けていますか?
ひとつひとつの呼吸を意識することも大切ですが、クラス全体の流れを確認し、クラスの中盤には深い呼吸をおこなえるようなシークエンスを組みましょう。
ヴィンヤサフローのシークエンス作りまとめ
連続した大きな動きをおこなうので、一見難しく見えてしまうヴィンヤサヨガですが、シークエンス作りにおいて言えば、まずは基本をおさえることが大事。
ヨガインストラクターの方は、シークエンスが出来上がったら一度自分でその内容をやってみましょう。吸う・吐くの呼吸はスムーズに繰り返すことができるか、呼吸を深めるポーズの並びになっているかなど確認してからレッスンで使うようにしましょう。
ぜひヴィンヤサヨガの気持ちよさを感じられるシークエンス作りを考えてみてください。
UNIBRAND主宰
個人事業主さんや中小企業のWEBマーケター。国家資格:中小企業診断士取得中
2010年にRYT200を取得しヨガインストラクターとして活動した後、ヨガ業界の裏方に。
国内外の著名なヨガ講師200人以上をブランディングし、ヨガスタジオの立ち上げやウェブメディアの制作に携わるほか、日本最大級のヨガメディアの編集長として働いた後2019年に独立。
現在は、ヨガ講師を中心に個人事業主や中小企業のWEBマーケティングを担当し、売上げアップに貢献している。
webサイト→https://unibrand.jp