セロトニン×睡眠×血糖値
こんにちは!ヨガインストラクターの雅子です。
ヨガシークエンスデザインの理念から生まれたセロトニンヨガ講座では、血糖値をモニタリングしながらヨガを生活に取り入れて、その推移を目視する試み、血糖値チャレンジが行われています。
そして都度膨大なデータを収集しながら、より精度の高い健康管理に役立つヨガを構築する材料としています。
セロトニンと睡眠の関係は今までにも触れてきましたが、今回はセロトニンと睡眠、そして血糖値の関連について探っていきましょう!
・セロトニンと睡眠の関係
副交感神経へスイッチして、深い睡眠へと誘うホルモン、メラトニンは、朝方に分泌されたセロトニンを元に作られます。
つまり、セロトニン神経を日中に活性化させ、しっかり分泌させておくことが健康的な質の良い睡眠に繋がると言うことです。
・睡眠と血糖値の関係
では、質の良い睡眠と血糖値はどう関係しているのでしょうか?
実はこの二つにも大きな相関関係があります。
睡眠中は、体は眠っているが脳が起きているような状態の浅い眠りである「レム睡眠」と、大脳皮質を休息させる深い眠りである「ノンレム睡眠」が繰り返されます。
一夜の睡眠の前半ではノンレム睡眠が多く、後半ではレム睡眠が増加します。ノンレム睡眠は脳を休息させる睡眠で眠りの20~25%を占め、質の高い睡眠なんです。
ノンレム睡眠は脳を休息させる以外にも、交感神経活動を低下させ副交感神経活動を活性化し、結果として血糖コントロールの改善が起きると考えられています。
糖尿病患者では健常者に比べてなんと2倍もの不眠がみられ、睡眠時間の短縮とともに糖尿病の有病率が上昇することや、睡眠障害のある患者では2型糖尿病の発症確率が高くなることが指摘されています。
・セロトニン神経の活性化は血糖コントロールに繋がる
つまり、セロトニン神経を活性化させ、メラトニンの分泌を促し睡眠の質を向上させることは、血糖値のコントロールにも大変役立つと言うことです。
実際に私は血糖値チャレンジで実感しましたが、夕方以降に炭水化物を取り過ぎた日、血糖値スパイクで夜間低血糖が起こり、そういった日は必ずと言っていいほど途中覚醒がありました…そしてしばらく眠れないと言う悪循環に…
これでは翌日のパフォーマンスも下がり、眠気覚ましに甘いものが欲しくなる、と言う悪循環を引き起こします。
セロトニン神経を活性化することは、質の良い睡眠だけでなく血糖値のコントロールにもつながります。
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