五感に気を配っていますか？リラックス効果を最大限に！
みなさまこんにちは！ヨガインストラクターの雅子です。
皆さんは、ヨガのクラスを提供する際に、受講生の満足度を高めるために様々な工夫を凝らしているのではないでしょうか。
セロトニンの分泌を促すためにはシークエンスの組み方や心拍変動の山を意識すること、協調運動を促すことなどいくつかの外せないポイントがありますが、さらにインストラクターの個性を出しながらよりリラックスを深めていくために、五感に働きかけていくことも効果的です。
■嗅覚
嗅覚は感覚器官の中でも特に感情面との関わりが深いことで知られます。
精油にはそれぞれいろんな効果がありますが、気持ちをスッキリさせたりリラックスを促したりと、ヨガと相性の良い効果が多くあります。クラスの雰囲気やテーマに沿って選ぶことで、満足度を高めてくれるでしょう。
■聴覚
音楽を聴くと、副交感神経を誘導するためリラックスした状態になり、脳内に幸福度が高まるドーパミンという分泌を促し、コルチゾールを減少させる効果があります。
これは直接的にセロトニンの分泌にも関わってきます。 運動量やその時のテーマによってビートのある音源を選んだり、リラクゼーションのフェーズでは落ち着いたアンビエントや自然音を流すなど、クラス全体の流れをより引き立たせてみましょう。
■視覚
スアバーサナの際に試すと良いのがアイピローです。
アイピローは通常、砂や米、小豆などが入っていて適度な重みと温もりのあるアイテムです。
これを目蓋の上に乗せることでアシュネル反射（眼球心臓反射）と呼ばれる自律神経反射が起こります。
この反射により副交感神経が優位になり、リラックス効果を高めてくれるのです。
嗅覚、視覚、聴覚にアプローチしながら、自分ならではのクラス作りを意識してみませんか？
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