1. HOME
  2. ブログ
  3. 発想豊かなカウンターポーズでシークエンスをもっと楽しく

発想豊かなカウンターポーズでシークエンスをもっと楽しく

皆さまこんにちは!よがくらげ雅子です。

シークエンスを組む上で、カウンターポーズを意識的に取り入れているインストラクターは多いと思います。

私もインストラクターになって日が浅い頃は、今思えばエラい真面目に(笑)、カウンターポーズを取り入れていたと思い出します。

それが色々と試行錯誤するうちに、気がついたら無意識的にカウンターポーズが組み込まれたシークエンスを組むようになっていました。

カウンターポーズとはあるアーサナで使った筋肉の反対側の筋肉(拮抗筋)に働きかけるアーサナであり、筋肉のバランスを整え心身をニュートラルに戻すことでリラックス効果が高まったり、よりアーサナが深まるといった効果があります。

今回は、効果的なシークエンスを組んでいくと自然と生まれる「名もなきアーサナ」に焦点を当ててみます。

●カウンターポーズが名前のあるアーサナだとは限らない

効果的なシークエンスを組む上で拮抗筋を意識することはとても重要ですが、あるアーサナの後に続くポーズが必ずしも名前のあるポーズである必要はありません。

むしろ、どこを伸ばせば、あるいは収縮させれば、前のアーサナでかかった筋肉へのテンションを回収できるかを自由に発想することで、より個性的なシークエンスを提供することができます。

例えば、EX. sequence1を見てみましょう。

セーツバンダアーサナからパスチュモッターナーサナへ移行するシークエンス例です。合蹠の仰向けで腰、股関節を緩めた後、腹部を引き締める体勢で背筋を弛緩させ、ダンダーサナで骨盤を立てやすくなるように調整しています。

EX. sequence2を見てみましょう。

ツイストポーズからピジョンポーズへの移行のシークエンス例です。

ここでは、深く吐けるツイストの後にバックベンドを入れることで体の前面が伸展し、より息を吸いやすく整えています。

どちらのシークエンス例も、点線内のアーサナを抜いて移行するより、効果的に呼吸が深まるのがわかりますよね。

●体への理解を深め、発想豊かで個性的なシークエンスを

ヨガのシークエンスは、主体となるアーサナを取りやすくするために様々なポーズで体を整えていくとより効果が高まります。

アシュタンガヨガのプライマリーのように順番もアーサナも全て決まっているものでなければ、感覚を研ぎ澄まし様々なポーズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

どうすれば心地よいか

どうすれば狙った箇所に効くのか

それを理論的に突き詰め、感覚で確かめることで正解は導かれます。

効果的で心地よいカウンターポーズには、インストラクター自身の感覚と、解剖学や生理的な知見から客観的にシークエンスを組み立てていく力が求められます。

ヨガシークエンスデザインの講座では、個性的で楽しいシークエンスを組むために絶対必要な、土台となる基礎を固めることができます。

野村賢吾先生によるオンラインでのシークエンス講座

この講座はこんな方にオススメです。

・シークエンスの組み方を基本から学びたい

・ティーチャートレーニングは卒業したが自分のシークエンスに自信がない

・解剖学的に呼吸を深めるシークエンスを提供したい

・アーサナと自律神経系への作用を学びたい

・生理学的に作用する深いリラクゼーションを提供をしたい

*講座日程

2021年2月シークエンス講座開催

日曜コース 2/7,14,21 

水曜コース2/10,17,24

*今お申し込みすると来年開催の講座に無料で再受講が可能で理解が深まります!

*各セクション 

(Zoomでのライブクラス2h、動画講義3h、オールカラーのテキスト代含む)

*3本セット 

(全ての動画講義、Zoomでのライブクラス3日、修了証が発行されます)

講座の詳細、オフィシャルラインはトップのリンクからどうぞ。過去「身体の力みをとるビンヤサシークエンス講座」を受講された方の受講方法なども詳細をご覧下さい。

関連記事